寺院ネットワーク構築・施工とセキュリティ対策の導入

第51回京都冬の旅(2017年)初公開寺院の院内ネットワーク構築を見直すことになった。

【問題点】
・NTT西日本の隼(光ファイバー1GB)を使っているが、Wifiの速度が遅く非常に使い勝手が悪い。第51回京都冬の旅に合わせてホームページも新規に作成し更新の必要があるが・・・。また、更新場所も外出先から院内のパソコンの資料を使って出来れば良いが(大容量ファイル等共有の効率化)・・・第三者からの侵入を防ぎ、円滑な通信が必須だ。
・今後、インターネット接続と拠点間におけるデータ通信が出来き、さらにフレッツ・VPNワイドを利用することで、セキュアな仮想プライベートネットワークも構築へ拡張も出来れば良い。
・特別公開でセキュリティ対策の観点から監視カメラを導入、映像を(クラウドで)まとめて管理したい。

【チェック項目】以下の項目で現在ある機能・改善する機能・新たに加える機能
1.WAN側インターフェース  →  光ファイバー1GB      ○
2.LAN側インターフェース  →   100BASE-T + 無線LAN  ×
3.管理機能へのアクセス方法                   ×
4.スループット                         ×
5.DHCPサーバ
6.NAPTテーブルエントリー数(IPマスカレードエントリー数)
7.ポートVLAN機能
8.タグVLAN機能
9.ファイアウォール機能
10.VPN機能(VPNサービス)   →   FreeDynamicDNSサービスの利用
11.処理能力
・スイッチはハブの処理能力が低いと、それらを介する速度が遅くなる。カタログにスイッチング容量とかスイッチングファブリックなどと表記されている。データ転送速度を表すもので”bps(ビット/秒)”で表記さている。
ポートの最大速度×ポート数×2より大きければ滞らず転送できる
※例えば1000BASE-T対応で8ポートなら(1Gbps×8×2=16Gbps以上)
12.光TV・光電話テレビ用回線最終装置内蔵ONU一体型ルーター)を使用しているか?

【使用ルーター】
設計したネットワーク条件を元に最適のルーターは”NVR700W”ですが希望小売価格: 118,000円(税抜)なのでコストの面から、Biz BoxルータN500 (NTTの商品でYAMAHAルーターのOEM:販売価格39,800円(税抜))+無線ハブ(NEC Aterm Wi-Fi ルータ  WG1800HP2 Wi-Fi規格「IEEE802.11ac(以下11ac)」ブリッジモードで接続:販売価格9,320円(税込))を提案する。