究極の株式売買法=退場しない方法
目次
W.D.ギャン理論に学ぶ(価値ある28の運用ルール)
- Amount of capital to use : Divide your capital into 10 equal parts and
never risk more that one-tenth of your capital on any one trade. - Use stop loss orders. Always protect a trade when you make it with a stoploss order 3 to 5 points away.
- Never overtrade. This would be violating your capital rules.
- Never let a profit run into a loss. After you once have a profit of 3 points or more, raise your stop loss order so that you will have no loss of capital.
- Do not buck the trend. Never buy or sell if you are not sure of the trend according to your charts and rules.
- When in doubt, get out and don’t get in when in doubt.
- Trade only in active stocks. Keep out of slow, dead ones.
- Equal distribution of risk. Trade in 4 or 5 stocks. if possible. Avoid
tying up all your capital in any one stock. - Never limit your orders or fix a buying or selling price. Trade at the market.
- Don’t close your trades without a good reason. Follow up with a stop loss order to protect your profits.
- Accumulate a surplus. After you have made a series of successful trades, put some money into a surplus account to be used on in emergency or in times of panic.
- Never buy or sell just get a scalping profit.
- Never average a loss. This is one of the worst mistakes a trader can make.
- Never get out of the market just because you have lost patience or get into the market be cause you are anxious from waiting.
- Avoid taking small profits and big losses.
- Never cancel a stop loss order after you have placed it at the time you make a trade.
- Avoid getting in and out of the market too often.
- Be just a willing to sell short as you are to buy. Let your object be to keep with the trend and make money.
- Never buy just be cause the price of a commodity is low or sell short just because the price is high.
- Be careful about pyramiding at the wrong time. Wait until the stock is very active and has crossed Resistance Levels before buying more and until it has broken out of the zone of distribution before selling more.
- Select the stocks with small volume shares outstanding to pyramid on the buying side and the ones with the largest volume of stock outstanding to sell short.
- Never hedge. If you are long on of one stock and it starts to go down, do not sell another stock short to hedge. Get out at the market;
take your loss and wait for another opportunity. - Never change your position in the market without a good reason.
When you make a trade, let it be for some good reason, or according to some definite rule: then do not get out without a definite indication of a change in trend. - Avoid increasing your trading after a long period of success or a period of profitable trades.
- Don’t guess when the market is top. Let the market prove it is tops.
Don’t guess when the market is bottom. Let the market prove it is bottom. By following definite rules, you can do this. - Don’t follow another man’ s advice unless you know that he knows more than you do.
- Reduce trading after first loss: never increase.
- Avoid getting in wrong and out wrong: getting right and out wrong: this is making double mistakes.
ルール1:資金の額
資金を10等分し、1回の取引に資金の10分の1以上のリスクを決して取らない。
ルール2:ストップロス・オーダー(逆指し値注文)を使うこと。
取引にあたっては常に3ー5ポイント(ドル?)の差でストップロス・オーダーを置いてポジションを守ること。
ルール3:過剰な売買を決してしない。
これをすることは資金運用の原則に反することになる。
ルール4:儲けを損失に変えない。
3ポイント以上の含みができれば、利益を失わないようにストップロス・オーダーを近づけること。
ルール5:トレンドには逆らわない。
自分のチャートとルールに従って、相場のトレンドに確信が持てないときは売買しない。
注②トレンド-上下動しながらも一定方向に向かう動きのこと。上昇、下落、横ばいの3種類がある
ルール6:疑わしいときは手仕舞い、ポジションを持たない。「売るべし買うべし,休むべし」。トレンドが明確でない時は「体むも相場」。
注③ポジション=買っている状態、売っている状態のこと。買っている状態をロング・ポジションと言い、売っている状態のことをショート・ポジションと言う。
ルール7:活発な銘柄のみを取引する。動きが鈍く、活気のない銘柄には手を出さない。
ルール:8リスクの均等分散。
できれば4つか5つの銘柄を取引する。資金全部を1銘柄に集中させることは避ける。
ルール9:指し値をしてはならないし、売買の価格を固定してはならない成り行きで売買すること。
ルール10:充分な理由なしで手仕舞わない利益を守るには、ストップロス・オーダーでフォローする。
ルール11:現益は蓄積せよ。
連続して取引に成功したら、一部は温存し口座に入れ、緊急時やバニック時にだけ使うこと。(連続して取引に成功したら,一部は温存し口座に入れ,緊急時やパニック時にだけ使うこと。)
ルール12:配当目当てで株を買わない。(新NISA成長投資枠の活用では連続増配株を狙うのもありかな?)
注④小掬い商い:短時間で、ほんの少しの益を狙って行う取引のこと。
ルール13:難平(なんびん)をしない。
★難平はトレーダーの最大の誤りである
注⑤難平Ⅱ予想に反して相場が上昇した際に、さらに売り増しすること。あるいは、相場が下落した際に、さらに買い増しすること
ルール14:我慢できないというだけで相場から逃げない。また、待ちきれなくなったというだけで手を出さない
ルール15:小さな儲けと大きな損は避ける
ルール16:ポジションを取るのと同時にストップロス・オーダーを出し、これをキャンセルしない
ルール17:あまり頻繁に売買しない
ルール18:買いを厭わないのと同様、空売りを厭わないこと。トレンドに追随し儲けることを目的とする
ルール19:安いというだけで買ってはならないし、高いというだけで売ってはならない
ルール20:ピラミッディングのタイミングに注意する。☆株が非常に活発になり抵抗線を抜けるのを待ってから買い増しし、支持線を割るまで待ってから売り増しする。
ルール21:買いのピラミッディングをするには、発行済株式数の少ない銘柄を選び、空売りのピラミッディングをするには、発行済株式数の多い銘柄を選ぶ。買いのピラミッディングをするには強力な上昇トレンドを示す銘柄(商品)を選び、売りのピラミッディングをするには明確な下降トレンドを示す銘柄(商品)を選ぶ。
注⑥ビラミッディング一般に「乗せ商い」や「利乗せ」と訳されるが、ギャンの言うピラミッディングは、基本的には積み増していく額を次第に減らしながら行うスケール・ダウン・ピラミッディングである
ルール22:ヘッジは決してしない。ある銘柄を買い建てしていてその価格が下がり始めたとき、これをへッジしようとして別の銘柄を空売りしてはいけない。この場合は相場から手を引いて損を確定し、次の機会を待つ。注⑦ヘッジⅡ保有しているポジションで損失が発生しそうなとき、それを回避するための手段をいう。別の銘柄で逆のポジションを取るのもそのひとつ。ルール23:充分な理由なしにポジションを変えないこと。取引する場合は、充分な理由に基づくか、または明確なルールによること。また、相場のトレンドが変わる明確な兆候がない限り手を引かない
ルール24:長期間成功し儲けた後で取引量を増やすことは避ける
ルール25:相場が天底となる時を当て推量してはならない。天底は相場が明らかにする。明確なルールに従うことで、相場をすることができる.
ルール26:自分よりも相場を知らない人の助言に従ってはならない
ルール27:損が出た後では取引量を縮めよ。決して増やしてはならない
ルール28:囲間違えて入るのを避けると同じく、間違えて手仕舞うことも避けるいずれも間違いだからである。一般投資家の中には、配当金を目当てにして株を取得する人や、航空会社や鉄道会社、あるいは百貨店などの株主優待制度の利用を目的に株を取得する人もいる。それはそれで結構なこと(わたしもやっている)たが、あくまで”投資″ということで考えるなら、それは正道ではないことを知っておくべきだ。
配当目当てでやっていると、目が曇るのだ。
ところでギャンは、このルールを「商品で儲ける法」ではスキャルピング・プロフィット(scalping profit)を目的に売買してはいけないと書いている
りざやスキャルピングとは、「頭の皮を剥ぐーという意味で、薄く利鞘を剥ぐように、稼ごうとする売買手法のことをこう呼ぶ。
日本では、「小掬い商い」という呼び方がこれに当たる。あるいは、「饅頭の皮を食べる」という言い方をすることもある(皮たけ食べて、おいしい餡のところを食べなかったという意味
小掬い商しもまた、こすくあきな例えば、最近では、ディ・トレーダーなどが、マーケットで買い気配が強いときに、買いから入って、短時間(数秒、数分程度)で、1、数ポイント程度の利益を狙って、売り逃げるような売買のやり方のことを指す。その弊害は、トレンドを見失うと言うことだ。特に資金管理とストップ・ロス・オーダーとトレイリング注文の3点が重要だ。
銘柄の見つけ方最近は証券各社ともよいプラットフォーム(取引ツール)を出してきているのでそれを説明したい。
資金管理ルール1.2.10.13.16.
【日本株】トレイリング注文(楽天証券)・トレーリングストップ取引(auカブコム証券)
【米国株】トレーリングストップ注文(マネックス証券)
残念なことにNISA口座は一つの金融機関でしか開設出来ないので日本株&米国株両方を”逆差値+トレイル”出来るところは2024年6月30日現在無い。ルール5.7.はランキングから(売買・出来高・値上がり・値下がり)して活発な銘柄を選ぶ。
参考迄に収録日は古いがyoutubeで使い方が載っているあるのでご覧下さい。
MarketSpeed2による トレイリング注文(楽天証券)
https://marketspeed.jp/ms2/function/algo/trailing.html自動売買入門(1)収録日:2012/6/22 (カブコム証券)
https://www.youtube.com/watch?v=EUMyiKNvg9Q逆指値・トレールストップ注文等の注文種別について(マネックス証券)
https://info.monex.co.jp/help/us-stock/ordertype.html日本の市場は下記3種類がある銘柄選択にどの市場を選ぶかだ。
プライム市場
多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資家との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場です。
スタンダード市場
公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場です。
グロース市場
高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業向けの市場です。