GPIFのポートフォリオを参考にする
FP京都ではクライアントさんの資産の見直し・リバランスを提供しています。
世界的に有名なノーベル賞の授賞者には、基本的に日本円で約1億2,000万円の賞金が贈られます。ノーベル賞はスウェーデンの国際事業ではなく、ノーベル財団という団体が運営しています。
ノーベル財団は、アルフレッド・ノーベルの遺産をもとに、不動産や株のやり取りで資産を増やしています。
ここで注目したいのが、ノーベル財団は、ノーベルの資産をもとに投資でお金を増やしている点です。
ノーベル賞では受賞者に対して毎年多額の賞金を出しているにも関わらず、財源が尽きる事はありません。一説にはノーベル財団の資産がこのまま全く増減せずとも50年間は運営、維持が可能とも言われています。当然、財団は独自のポートフォリオで資産運用を行っています。
ノーベル財団やGPIFのポートフォリオを参考に皆様も資産運用を長期積立(ドルコスト法)でされては如何でしょうか。
さて、今回はGPIFのポートフォリオをチェックします。一昨日2017年度10~12月記期の発表がありました。
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GPIF (ジーピーアイエフ)
GPIFとはGovernment Pension Investment Fundの略で、日本の年金積立金管理運用独立行政法人のことです。預託された公的年金積立金の管理、運用を行っています。
年金保険料から集められた公的年金積立金は、厚生労働大臣の預託により、GPIFが信託銀行や投資顧問会社などの運用受託機関を通して国内外の債券市場や株式市場で運用し、運用収益とともに年金給付の原資とします。
公的年金という性質上、長期的に安全かつ効率的な観点から、2015年度末現在、国内債券(35%)、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%、短期資産5%という基本ポートフォリオが組まれています。運用環境改善の流れから、近年はリスク運用の比率を高める傾向にあります。
ワンポイント
GPIFが運用する年金マネーは2016年9月時点で約132兆円以上に上り、世界最大規模となっています。そのため、株式市場への資金流入が株価に与える影響は大きく、その行方が市場関係者から注目されています。
★尚、FP京都では個別具体的な商品の案内はしません。金融商品仲介業者(IFA)をご紹介致します。